10月2日、広島県・東広島市にて市長定例記者会見が行われました。東広島市では、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、積極的な取り組みが進められています。これに伴い、同市は脱炭素推進室を新たに設立し、地域社会の持続可能な発展を目指した活動を展開していくと発表しました。
背景として同市は、2024年9月27日に環境省から脱炭素先行地域として広島県で初めて選定されたためです。脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、わが国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域のことを指します。
そして、このモデル地区として注目されているのが西条下見エリアです。ここでは3,549世帯が対象となっています。対象地区では、集合住宅や戸建てに向けて、太陽光発電設備の取り付けやリースを東広島市と地域エネルギー企業が協力し、再生可能エネルギーの利用を促進しています。また、集合住宅でも空調や給湯設備の更新が行われ、効率的な省エネ化が進んでいます。
現在は先行地域内での取り組みですが、今後は地域全体、そして一般的に普及していくことが期待されます。この流れは、中小企業にも大きな影響があります。今後行政官での脱炭素が推進され、中小企業においても脱炭素への取り組みが必要となっていくためです。そのため、製造業や建築業のみならず、脱炭素に向けて自社でどのような取り組みをしていけば良いかお悩みでしたら、ぜひ株式会社ゼロプラスにお問い合わせください。
当社、株式会社ゼロプラスでは、補助金申請から採択後の支援まで丁寧にサポートし、脱炭素経営導入後のSBT認定取得に向けた支援も行っています。
脱炭素に関心のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。詳細な情報については、東広島市の公式ホームページをご確認いただくか、弊社にお問い合わせください。
【東広島市ホームページ】
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/somu/2_1/4/teirei_kaiken/41239.html
参考資料
【中小企業が脱炭素化を進めるメリット】
https://www.co2-hikaku.com/column/788/
【中小企業が脱炭素を進める上での課題と解決策】
https://www.co2-hikaku.com/column/775/
【中小企業が脱炭素化を進める4つのステップ】
https://www.co2-hikaku.com/column/800/
【自治体による中小企業の脱炭素経営支援策をご紹介します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1585/
【製造業の脱炭素経営に向けた取組みをご紹介します!】
https://www.co2-hikaku.com/column/1622/
【中小企業がSBT(Science Based Targets)を取得するメリット】
https://www.co2-hikaku.com/column/473/
【省エネ大賞受賞!中小企業の設備電力を可視化する「エニマス」を使ってみた。】
https://www.co2-hikaku.com/column/1647/
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