監査は決して気の休まる時間ではありません。相手はあらかじめ決められた項目を厳しく確認しに来ており、こちらは日頃の体制と記録を証明する立場になるからです。
今回ご紹介するのは、弊社のCO2排出量見える化サービス「ゼロモニ」の集計データを半導体装置メーカーの監査時に提示し、高い評価を獲得された企業様の事例です。
監査で見られるのは「仕組みが動いているか」
口頭で「脱炭素に取り組んでいます」と説明しても、監査人は客観的に確かめることができません。しかし、具体的な数値データが提示されれば話は別です。数値が存在するということは、以下の態勢が整っている証明になります。
・集計を担当する人が決まっている
・明確な手順が存在する
・実際にルール通り運用されている
監査において重要なのは、資料の見た目の綺麗さではなく「運用体制という仕組みが実際に動いているかどうか」です。
半導体業界では、大手メーカーを中心に極めて高いCO2削減目標が掲げられています。そのため、サプライチェーン(仕入先)に対する要求や確認も、他業界より早い段階から厳格化しています。
監査担当者にとって、取引先がCO2排出量を適切に把握しているかどうかは、自社の削減目標達成に直結する重要項目です。しっかり準備ができている企業に出会えば、自然と評価は高くなります。
また、相手から指示されて提出する資料と、自ら事前に提示する資料では、受ける印象が大きく異なります。中身が同じであっても、自発的に提示されたデータの方が「環境対応に積極的な企業」として強く記憶に残るのです。
参考資料
SEMI(半導体製造装置・材料協会)/SCC(半導体気候コンソーシアム)
https://www.semi.org/jp/industry-groups/semiconductor-climate-consortium
【好感を得る資料のポイント】
・印刷して手渡す:画面操作で見せるより、相手の手元に残る紙資料を用意する
・1枚にまとめる:月ごとの推移がひと目で確認できるレイアウトにする
・補足を余白に記載する:対象範囲と、根拠となる一次資料の保管場所を余白に書いておく
・前回指摘の事前確認:前回の監査で指摘があった項目は、あらかじめクリアにしておく
ゼロモニで集計した数値は、適切な形で印刷して相手に差し出すことで、自社の信頼性を証明する強力な武器になります。
手元にある数字をどのような形で提示するか。それだけで取引先からの印象は大きく変わります。ぜひ次の監査や取引先訪問の前に、データを1枚印刷してご準備してみてはいかがでしょうか。
「ゼロモニ」では、エネルギー使用量の入力作業を弊社が代行するプランと、お客様ご自身で手軽に入力できるプランをご用意しております。「自社で毎月集計するのは難しそう」と感じる方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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